言語行為の検索結果 |
3件 検索結果一覧を見る |
---|
-
言語行為
- speech act《言語学》(語用論{ごようろん}の)〔言語哲学者{げんご てつがくしゃ}のオースティンの言葉{ことば}で、言葉{ことば}を発すること自体{じたい}がある行為{こうい}を行うとするもの。promiseやdeclareのような遂行動詞{すいこう どうし}(performative verb)では、言葉{ことば}を発すること自体{じたい}によって約束{やくそく}や宣言{せんげん}が遂行{すいこう}される。また遂行動詞{すいこう どうし}が使われなくとも"I'll try my best to protect you."では約束{やくそく}という行為{こうい}が行われたと考えられる。このように言葉{ことば}を発することを発話行為{はつわ こうい}(locutionary act)、それによって遂行{すいこう}される行為{こうい}を発話内行為{はつわ ない こうい}(illocutionary act)と呼{よ}ぶ。そのため、言語行為{げんご こうい}を発話内行為{はつわ ない こうい}と同じ意味{いみ}で使うことが多い。また、オースティンは発話内行為{はつわ ない こうい}によって話者{わしゃ}が与{あた}える印象{いんしょう}を発話媒介行為{はつわ ばいかい こうい}(perlocutionary act)と呼{よ}んだ。◆【参考】indirect speech act◆【略】SA〕
- verbal act
言語行為を含む検索結果一覧
該当件数 : 3件
-
言語行為論
-
間接言語行為
indirect speech act《言語学》(語用論{ごようろん}の)〔言語哲学者{げんご てつがくしゃ}サールの言葉{ことば}で、言語行為{げんご こうい}(speech act)が間接的{かんせつ てき}な表現{ひょうげん}によって行われることを指す。例えば、蒸{む}し暑い閉{し}め切った部屋{へや}の窓{まど}のそばにいる人に対して"It's hot in here."と言えば、「この部屋{へや}が暑い」という叙述{じょじゅつ}をしたことに加えて、窓{まど}を開けるよう要求{ようきゅう}したことになる。この2番目{ばんめ}の行為{こうい}を間接言語行為{かんせつ げんご こうい}と呼{よ}ぶ。◆【参考】speech act〕