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気休めの行為
placebo〔可算{かさん}◆【語源】ラテン語で「私は喜{よろこ}ばせよう」(pleaseと同源{どうげん})。この語は、カトリック教会{きょうかい}において、死者{ししゃ}の平安{へいあん}を祈{いの}る晩課{ばんか}を指した(最初{さいしょ}の交唱{こうしょう}の1語目{ごめ}がplaceboなので)。また「追従者{ついしょう しゃ}、ご機嫌{きげん}取{と}り」などの意味{いみ}でも用いられた(一説{いっせつ}に、もともと「飲食物{いんしょくぶつ}などを目当{めあ}てに他人{たにん}の葬儀{そうぎ}に参加{さんか}する人」の意味{いみ})。転じて「患者{かんじゃ}の機嫌{きげん}を取る事物{じぶつ}」、つまり「医学的効果{いがく てき こうか}のためというより気休{きやす}めのための薬や処置{しょち}」を指すようになった。◆【略】PL〕