ウェストファリア条約を英語で

the Peace of Westphalia〔1648年にドイツのヴェストファーレン州にあるミュンスター(Munster)で調印｛ちょういん｝された、ドイツの三十年戦争｛さんじゅうねん せんそう｝と、スペインとネーデルラントの八十年戦争｛はちじゅうねん せんそう｝を終結｛しゅうけつ｝させた条約｛じょうやく｝。神聖｛しんせい｝ローマ帝国内｛ていこく ない｝の諸侯｛しょこう｝の主権｛しゅけん｝が認｛みと｝められて帝国｛ていこく｝は有名無実｛ゆうめい むじつ｝となった。また、プロテスタントはカトリックと同等｛どうとう｝の権利｛けんり｝を持つとされ、それぞれの国は宗教｛しゅうきょう｝を選ぶことができるようになった。さらに、ネーデルラント連邦共和国｛れんぽう きょうわこく｝やスイスなどの独立｛どくりつ｝が認｛みと｝められた。ヨーロッパの主要｛しゅよう｝な国が全て参加｛さんか｝し、「国家｛こっか｝の主権｛しゅけん｝」という概念｛がいねん｝に基｛もと｝づいて、勢力均衡｛せいりょく きんこう｝による新しい秩序｛ちつじょ｝がもたらされた。〕