【BASIC】 " "(二重引用符)で囲んでフレーズ検索
■ 「英辞郎 on the WEB」では、
キーワードを " "(二重引用符)で囲んだフレーズ検索を利用することができます。この " " で囲んだキーワードで検索すると、その綴りどおり(文字列に完全一致)のフレーズを含む項目だけを検索することができます。
● たとえば、
" " のない
dog run というキーワードで「英辞郎 on the WEB」を検索すると、
- dog run
- For example, dogs can run freely without a leash in a playground called the "dog run."
- My dog runs faster than his dog.
- The dog was running around the tree.
……などが、検索結果に表示されます(
検索結果を確認する)。
dog と
run が見出しに含まれる項目を検索したいのであれば、これ(
" " のない通常の AND 検索)でいいのですが、そうではなく
dog run という連語が含まれた項目を探したかったのだとすれば、
- dog run
- For example, dogs can run freely without a leash in a playground called the "dog run."
……は、この目的に合っていますが、
- My dog runs faster than his dog.
- The dog was running around the tree.
……などは、
dog run という連語を含む項目ではありません。
dog run というキーワードは、
dog run という連語を含む項目を検索するという目的にはあまり適していないキーワードだと言えそうです。
● そんなときに活躍するのが、
" "(二重引用符)です。この記号で、
dog run を
"dog run" と囲んでやりましょう。こうしてやることで、
- dog と run に完全に一致する語が、
- その順番どおりに並び、
- またその 2 語がスペースで区切られているものだけ
……を検索できます(
検索結果を確認する)。
● また、この
" " は、複数のキーワードだけに使えるものというわけではありません。1 単語だけのキーワードに対しても使うことができます。
例えば、
annoy という単語ですが、このまま検索すると、
- annoyance
- annoyance for
- annoyed
- annoyed look
- annoying
- annoying banner ad
……などの
annoyance といった名詞形や、
annoyed 、
annoying といった変化形など
annoy に前方一致する語を含む項目も検索結果に混じってきます。(
検索結果を確認する)。
annoy に完全一致する語を含んだ項目の検索には、
"dog run" と同様に、
"annoy" のようにキーワード全体を
" " で囲んで検索してください(
検索結果を確認する)。
■ 「英辞郎 on the WEB」では、キーワードを " " で囲んだキーワードの検索をフレーズ検索と呼んでいますが、これによりキーワードにぴったり一致する語や連語、イディオム、フレーズなどを含む項目に絞って検索できるようになります。
" " を使ったフレーズ検索とそうでない場合(通常のスペース区切りの AND 検索)では、検索結果に大きな違いが出ることがあります(以下の例の検索結果や検索結果数にご注目ください)。
そのとき、そのときの検索の目的にあわせて、フレーズ検索を使うのがよいかどうかを考えながら検索すると、検索の効率が上がるかもしれません。
【裏技】検索文字列を " " で囲む代わりに、先頭だけに " を入力して、末尾の " を省略して検索することもできます。
(プログラムが自動的に、末尾に " を加えて検索します)