skid rowとは

どや街◆都会｛とかい｝で失業者｛しつぎょうしゃ｝・路上生活者｛ろじょう せいかつしゃ｝・ホームレス・酔｛よ｝っぱらい・麻薬中毒者｛まやく ちゅうどくしゃ｝などがたむろする街のこと◆【語源】skid road という言葉｛ことば｝があり、その60年後｛ねんご｝くらいに skid row に変化｛へんか｝した。skid とは「（重い）物を滑｛すべ｝らせる枕木｛まくらぎ｝」のことで、昔、木こりは切り出した材木｛ざいもく｝を運ぶためにグリースを塗｛ぬ｝った丸太｛まるた｝で舗装｛ほそう｝した道を作り、その上を材木｛ざいもく｝を滑｛すべ｝らせて製材所｛せいざいしょ｝まで運んだ。そして、1915年頃｛ねんごろ｝から、きこりや季節労働者｛きせつ ろうどうしゃ｝などがたむろするドヤ街（安酒場｛やすさかば｝・大衆食堂｛たいしゅう しょくどう｝・賭博場｛とばくじょう｝・安宿｛やすやど｝などが並｛なら｝ぶ下町｛したまち｝）をもskid roadと呼｛よ｝ぶようになった。